1.コンプライアンス経営を支える判断力
・判断力の重要性
・正解と正しい判断の違い
2.ケースメソッド学習
<ケース①> 部下の不正が疑われる場面
・個人検討
・グループ討議
・発表と講評
・ケースの解説(教訓と活かし方)
<ケース②> 自己の失敗の挽回方法
・個人検討
・グループ討議
・発表と講評
・ケースの解説(教訓と活かし方)
3.振り返り
・思考のバイアス(誤った判断、不適切な判断の原因)
・各ケースと自分の判断の振り返り
ケースメソッドとは、ケースの当事者の立場に立ち、「自分ならこうする」という思考トレーニングを行うための教育手法です。
コンプライアンス経営の確立のためには、「何が正しいのか」「どのように行動すべきか」を頭で理解するだけでは不十分です。業務の中で出会うかもしれない悩ましい場面での判断を的確に行うスキルが欠かせません。悩ましい場面の多くは、「あちら立てれば、こちら立たず」といった二律背反の状況を伴います。とくに通常では重ならないような厄介な事情がいくつも重なってしまったとき、誤った判断が誘発され、それが不祥事の原因となります。本講座では、このような「悩ましい場面」をあえて想定したケースを用意し、望ましい判断、あとで責任を負える判断とはいかなるものかを考える思考トレーニングを行います。
本講座ではケースとして「きれいごとでは済まされない場面」を用意し、受講者をそこに追い込むことで、「追い詰められた状況下での判断」の疑似体験を行います。人間の思考には様々なバイアスが掛かります。ケースメソッドに取り組むことで、自部自身が陥りやすい思考の癖を把握することもでき、いざというときに備えた心の準備につながります。
標準的なカリキュラムの一例をご紹介します。
1.コンプライアンス経営を支える判断力
・判断力の重要性
・正解と正しい判断の違い
2.ケースメソッド学習
<ケース①> 部下の不正が疑われる場面
・個人検討
・グループ討議
・発表と講評
・ケースの解説(教訓と活かし方)
<ケース②> 自己の失敗の挽回方法
・個人検討
・グループ討議
・発表と講評
・ケースの解説(教訓と活かし方)
3.振り返り
・思考のバイアス(誤った判断、不適切な判断の原因)
・各ケースと自分の判断の振り返り
本講座はケース単位で構成されます。そのため、ケースをいくつ用意するかにより研修の所要時間が異なります。
また、ケースの内容(状況設定と出来事など)が受講者の実務に即したものであることが学習効果を高めるためのポイントとなります。そのため、ケースの準備に十分な時間を割くことをお勧めいたします。
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