職場内コミュニケーションの改善
講座概要
職場内コミュニケーションを改善し、風通しの良い、活性度の高い職場づくりを目指す講座です。本講座ではSPトランプという心理テストツールを使用しますが、このツールで自分と相手の個性を見分け、相手の個性に適合したコミュニケーションを心掛けることで、人間関係のトラブルを防止するとともに、信頼関係をさらに深めることができます。新入社員から経営層まで、どなたでも参加できる講座です。
学習目標
- 円滑なコミュニケーションを阻害する要因を理解し、良好なコミュニケーションは先天的な資質ではなく、スキル習得によって実現できることを理解する。
- 自分と相手の個性を理解し、自分が他人に与える印象と他人が好むコミュニケーションの形を見分けられるようになる。
- 相手の個性に合わせた良好なコミュニケーションを実現するための思考プロセスを理解する。
本講座の特徴
本講座は心理学の知見を応用した学習を進めますが、SPトランプという親しみやすいツールを使用することで、どなたでも抵抗なくコミュニケーション改善に取り組むことができます。非常に親しみやすく、また学習成果が職場で活用しやすいため、多くの方からご好評いただいております。
<SPトランプとは>
経営コンサルタントの八尾芳樹氏が考案したサブパーソナリティ理論を応用した心理テストツールです。トランプの形にすることで心理学の理論を親しみやすくし、誰にでも簡単に心理テストの活用ができるように工夫されています。
講座仕様
- 想定受講者 :全ての方が受講可能
- 時間の目安 :4時間
- 受講人数の目安:16名~25名
研修カリキュラム
標準的なカリキュラムの一例をご紹介します。
1.より良いコミュニケーションのために
・コミュニケーションを阻害するもの
・相手の個性に合わせた対話のために
・SPトランプのご紹介
2.SPトランプを用いた自己理解
・自己理解の重要性
<グループワーク>自己理解
①自分のサブパーソナリティを探す
②サブパーソナリティの構造を分析する
③サブパーソナリティを説明する
④他者からの指摘を受ける
<個人ワーク>サブパーソナリティを別角度から見る
・ジョハリの窓で理解する自分
・サブパーソナリティの性質
<個人ワーク>自分のタイプ分析
・4タイプの説明
<個人ワーク>タイプ分析のトレーニング
3.SPトランプを用いた他者理解
<ワーク>他者のタイプ確認
・他者理解から判明すること
4.総合演習 特定の相手との良好な関係構築
・総合演習の進め方
<ワーク>関係構築の方策検討
(個人検討、代表者発表・講評、グループ内共有)
・SPトランプの活用方法
カスタマイズの視点
本講座はSPトランプを活用したコミュニケーション改善のミニマムプログラムです。部下指導の改善、効果的なOJT、あるいはパワハラ防止など、他の研修に組み込むことで様々な応用が可能です。