人事評価者研修(人事評価面談編)
講座概要
人事評価制度の運用の成否を大きく左右するのが人事評価面談です。本講座では新任の評価者が人事評価制度を正しく運用し、公正で部下の納得が得られる評価を実現するために必要な人事評価面談の進め方について学習します。
学習目標
- 人事評価制度の運用における人事評価面談の重要性を理解する。
- 人事評価面談の実施にあたって準備の重要性を理解する。
- 部下の納得が得られる面談コミュニケーションのスキルを身につける。
本講座の特徴
人事評価面談は部下とのコミュニケーションそのものであることから、理屈だけ学んでも実践で活かすことは困難です。本講座ではロールプレイを含む実践的なワークを組み込みながら学習を進めます。
講座仕様
- 想定受講者 :新任評価者(既任者の再教育にも好適)
- 時間の目安 :4~5時間
- 受講人数の目安:16名~25名
研修カリキュラム
標準的なカリキュラムの一例をご紹介します。
1.人事評価と面談
・人事評価の運用サイクル
・面談の重要性
2.3種類の面談
・あらゆる面談に共通する留意点
・目標設定面談の進め方
・進捗管理面談の進め方
・人事評価面談の進め方
3.成功するための面談スキル
・聞くことの重要性と傾聴技法
①面談の準備
②場面設定
③簡単受容
④応答技法(事柄、感情、意味への応答)
⑤要約
⑥沈黙の処理
⑦明確化
⑧質問の工夫
⑨助言時の留意点
<ワーク> 傾聴ロールプレイ
(準備・実施・振り返り 2~3回繰り返す)
4.人事評価面談の実施
・面談準備のポイント
<ワーク> モデルケースに基づく面談準備
・ロールプレイ実施上の注意事項
<ワーク> 面談ロールプレイ
(準備・実施・振り返り 2~3回繰り返す)
・ロールプレイ全般の振り返り
カスタマイズの視点
本講座は人事評価制度の運用スキルの中で面談スキルの習得に特化した内容となっています。新任評価者への教育においては、本講座単独での実施ではなく、「人事評価者研修(基礎編/能力評価編)」や「人事評価者研修(業績評価編)」と組み合わせて総合的な人事評価者研修として設計することをお勧めいたします。