人事評価者研修(業績評価編)
講座概要
新任課長が自社の業績評価制度を正しく理解し、部下が望ましい目標を設定できるように指導を行うことで、納得感の高い業績評価を実現するための講座です。目標設定とは業務計画そのものであり、本講座では望ましい目標設定のために、業務計画策定の段階まで遡って目標設定の考え方を解説します
学習目標
- 業績評価制度の意義を理解する。
- 目標管理の意義と目標設定の重要性を理解する。
- 部下の目標設定の指導を行うスキルを身につける。
本講座の特徴
人事評価者研修は各社の人事評価制度に適合した内容でなければ効果がありません。本研修も各社の人事評価制度の実態を伺いながら内容を最適化してまいります。なお、本講座は業績評価の手法として目標管理制度が導入されていることを前提とします。
講座仕様
- 想定受講者 :新任評価者(既任者の再教育にも好適)
- 時間の目安 :7時間
- 受講人数の目安:16名~25名
研修カリキュラム
標準的なカリキュラムの一例をご紹介します。
1.業績評価と目標管理
・業績評価と能力評価
・目標管理制度の正しい理解
<討議> 目標設定の課題
(個人検討、グループ内共有)
・目標設定の難しさ
2.職場の目標設定改善
・目標設定の前提条件
・環境認識(期待分析)と課題設定
・部下への役割設定
・目標に対する意識改革(業務計画の考え方を転換する)
3.期待分析から課題設定へ
・期待分析の考え方
・期待分析の手順
<ワーク> 期待分析の実際
(個人検討、代表者発表・講評)
4.部下への役割設定
・役割設定の考え方
・役割設定の手順
<ワーク> 役割設定の実際
(個人検討、代表者発表・講評)
5.部下の目標設定指導
・SMARTの原則
・不適切な目標記述の事例
<ワーク> 部下の目標の仮設定
(個人検討、代表者発表・講評)
カスタマイズの視点
本講座は人事評価制度の運用スキル習得が目的ですので、各社の人事評価制度の実態を伺いながら内容を最適化してご提供します。そのため、ご依頼から実施まで一定の準備時間を頂戴いたします。本講座の理解をより深めるためには、「課長研修 課題設定と達成プロセスの設計」などの課題設定スキルを高める研修を併せて受講することをお勧めいたします。
本講座単独での実施ではなく、「人事評価者研修(基礎編/能力評価編)」や「人事評価者研修(人事評価面談編)」と組み合わせて総合的な人事評価者研修として設計することをお勧めいたします。